豊橋競輪場

まくる君の部屋

まくる君語録「まくる君だもの」


第一話 まくる君語録「まくる君だもの」
  第一章 まくる君 プロフィールを語る
  第二章 まくる君 競争を語る
  第三章 まくる君 恋愛を語る
  第四章 まくる君 恋愛を語る 続編
  第五章 まくる君 恋愛を語る 後編
  第六章 まくる君 ライバルを語る
  第七章 まくる君 出生の秘密を語る
  第八章 まくる君 憧れの父を語る
  第九章 まくる君 恐怖についてを語る
  第十章 まくる君 夢を語る
第ニ話 煩悩対談「菖蒲の部屋」
第三話 競輪酒場「郷愁劇場」
第四話 目隈蓮太郎「蓮太郎が行く」

第十章:まくる君 夢を語る

競輪選手の夢は、やはり「KEIRINグランプリ」での優勝でしょうか。それともグランドスラム?大それた夢でも、望まなければ叶いません。でもまずはG1優出かな。

まくる君と恐怖ご存知の通り競輪は個人競技でありながら団体競技の様相も併せ持ちます。主に登録地や練習場での関係でラインが構成されますが、マーク選手は当然力のある自力選手の番手を回りたいし、自力選手は後ろで仕事をしてくれて自分まで勝ち上がりに残してくれるような選手に番手に付いてもらいたいものです。「この先行選手は何とか残して、明日の決勝戦でも連携したい」と思ってもらえるよう、普段の競走からキップの良さなどをアピールしておきたいところです。

しかしそれも準決勝まで。決勝戦では泣いても笑ってもそこで終わり。だからみんながひとつでも上の着を狙って激しくせめぎあいます。マーク選手は自力選手を残すことも考えずに差しにいきますし、先行選手の仕掛けも遅くなります。それがG1競走の決勝ともなればなおさらです。1着と2着では賞金はもちろんですがその価値は天と地ほどの差があります。G1優勝者の名前は長く記録に残されることでしょう。そのG1競走決勝、何回優出しても勝てない人もいれば、初めての出場で一発で勝ち取る選手も少なからずいます。そこはやはり運という部分もあるのかもしれません。

もし僕がG1の優勝決定戦への進出を決めたらラインの中で与えられた役割をキッチリ果たして、その結果として自分を含めたラインの選手から優勝者がでればベストだと思います。(意訳:もし僕がG1の優勝決定戦への進出を決めたら、とりあえずはラインで並んで中段をキープしたい。最終ホームまで仕掛けがなければ逃げも考えるが、基本的には捲り、それもバックくらいからでOK。もし差されたらラインのために走りました。役に立ててよかったとコメントして、次のチャンスには自分の順番だと主張しよう。)

「非情にになれれば チャンスはおとずれる そうわかっていても でもひじょうになれない まくる君だから」

まくる君語録「まくる君だもの」もひとまず今回で一区切り。またいつかまくる君語録の再開をご期待下さい。