豊橋競輪場

まくる君の部屋

まくる君語録「まくる君だもの」


第一話 まくる君語録「まくる君だもの」
  第一章 まくる君 プロフィールを語る
  第二章 まくる君 競争を語る
  第三章 まくる君 恋愛を語る
  第四章 まくる君 恋愛を語る 続編
  第五章 まくる君 恋愛を語る 後編
  第六章 まくる君 ライバルを語る
  第七章 まくる君 出生の秘密を語る
  第八章 まくる君 憧れの父を語る
  第九章 まくる君 恐怖についてを語る
  第十章 まくる君 夢を語る
第ニ話 煩悩対談「菖蒲の部屋」
第三話 競輪酒場「郷愁劇場」
第四話 目隈蓮太郎「蓮太郎が行く」

第四章:まくる君 恋愛を語る 続編

こんにちは『まくる君』です。今回は前回に引き続いて恋愛について語ります。といっても、前回はまだ全然恋愛について語ってませんでしたね。反省です。

菖蒲ちゃん地元初レースで再会した「菖蒲ちゃん」と僕。その日のレースは若手先行1車という事もあって余裕で逃げ切り。翌日もマイペース先行で連勝で最終日の決勝戦。「菖蒲ちゃん」はやっぱり応援に来てくれました。きれいな三分戦、僕の番手は地元の大先輩、親子くらいの年の差です。相手ラインを引っ張るのはいずれも横の脚もある中堅選手。どうやら僕の後ろでの競りは免れそうもありません。

号砲が鳴って果敢にSを取った大先輩に促されて前受け。赤板で押えられて7番手まで一気に引いてジャンから巻き返し。中段での飛びつきを避けながら踏みあげて最終ホーム。一気に加速して先頭に出ると相手ラインはインで粘る気配。出るには出きったが、すこし流すか、このまま一気か、後ろを見て決めようと思ったその時、いつのまにか2角スタンドに移動していた「菖蒲ちゃん」から「後ろは大先輩にまかせて後は踏むだけ!」との声。意を決し確認をやめ、もがきつづけて2センター、あれれ番手捲りの気配。「それはないよ~大先輩!」と思い目をやると番手にはまってたのは相手選手。ラインできれいに交わされ大先輩と共に着外へ。「残念!あとひと息、でもよく頑張ったわよ」と励ましてくれた「菖蒲ちゃん」の口元に「ニヤリッ!」と薄笑いが浮かんで見えたのは気のせいだと信じています。

「きみの期待に添えなくて 申し訳なくおもへども いとしき君は笑顔をたたえ 払い戻しへ消えてゆく やっぱりまくる君なんだなぁ」