豊橋競輪場

まくる君の部屋

競輪酒場「郷愁劇場」


第一話 まくる君語録「まくる君だもの」
第ニ話 煩悩対談「菖蒲の部屋」
第三話 競輪酒場「郷愁劇場」
  第一夜 昔の競輪場
  第二夜 開場ラッシュ
  第三夜 閉鎖された競輪場
  第四夜 競技自転車
  第五夜 脚質:「逃」「両」
  第六夜 脚質:「追」
  第七夜 車券戦術:連単・連複
  第八夜 車券戦術:ナガシ・ボックス
  第九夜 選手の心理
  第十夜 豊橋競輪を考える
第四話 目隈蓮太郎「蓮太郎が行く」

いつも競輪場の三角スタンドからバンクを見つめる男 大外郷愁。
そのミステリアスな競輪哲学を紐といて、今日も競輪を熱く語ります。

第七夜:車券戦術:連単・連複

大外郷愁やあ皆さん、競輪酒場「郷愁劇場」へようこそ。お相手は競輪哲学詩人『大外郷愁』。
今夜のテーマは『車券戦術:連単・連複』。なにやら嬉しそうに競輪新聞を見返しています。

やあ、またあんたか、不景気そうな顔じゃのう。まあこれを見てくれんか、わしがつけた今日のレースの予想じゃが、11レース中7レースも的中じゃ。まあ実際に車券を買ってはないので結局は自己満足だけなのじゃがの。今回わしが予想したのは2車単という買い方なのじゃが、車券もいろいろな種類があるので解説が必要じゃのう。

まずは車番と枠番からじゃの。車番というのは通常9車で出走する選手の背番号1~9をそのまま予想する賭式、枠番は4・5番車を4枠、6・7番車を5枠、8・9番車を6枠として、当選確率を高めたものじゃ。結果1-2などは車番と枠番で同じ内容になるのじゃが配当が全然違ったりするからややこしいのじゃ。

次に単勝式と複勝式じゃが、これは着の順番まで当てる単式と、連に入る車番(枠番)だけ当たれば順番は問わないのが複式じゃ。ひところ枠番は自動的に複式、車番は単式という時代もあったのう。今となってはあれもシンプルでわかりやすかった気もするのう。

そして2連勝と3連勝じゃな。これはそのまま1・2着を当てるか、3着までを当てるかということじゃな。

以上を組み合わせると(車・枠番)(2・3連勝)(単・複式)と2の3乗で8通りの車券ができることになるが、実際には3連勝の枠番は採用されていないので6とおりじゃの。呼称としては車番2連勝単式が「2車単」、同複式が「2車複」、枠番になるとそれぞれ「2枠単」「2枠複」となるのじゃ。それが3連勝になると「3車単」「3車複」となりそうなものじゃが車番枠番の区別が必要ないから「3連単」「3連複」と「連」の字が復活するのじゃな。ややこしいじゃろう。

ついでに言うと昔は単勝というと1着のみを当てる賭式の意味もあったのじゃが、これもマークシートの導入とともに窓口から押しやられてしまったのう。

さてさて、そこで車券戦術じゃが、誰しも得意な車券があって車番で買う人は車番でばかり考えてしまうが、仮に予想が1-2や2-3など1~3の単枠同士に絞れた場合はぜひ枠番のオッズも確認して見ることをすすめるのう。これはポイントじゃて。

あとは「ワイド」とかいう3着までのうちの2車を当てるという車券もあるが、あれはどうなんじゃろうのう、3車単の3着ながしみたいなむなしさがあるのう。

いやいや、もうこんな時間じゃ。ローラー台がうるさいとご近所から苦情が出て使えないので、替わりにひとっ走り競輪新聞を買いに走ってくるから暖簾をしまっといてくれるかのう。30分で戻らんかったら探しにきておくれのう。