豊橋競輪場

まくる君の部屋

煩悩対談「菖蒲の部屋」


第一話 まくる君語録「まくる君だもの」
第ニ話 煩悩対談「菖蒲の部屋」
  第一回 ゲスト:まくる君
  第二回 ゲスト:ひきつづき まくる君
  第三回 ゲスト:カケル君
  第四回 ゲスト:ひきつづき カケル君
  第五回 ゲスト:さらにひきつづき カケル君
  第六回 ゲスト:大外郷愁氏
  第七回 ゲスト:ひきつづき 大外郷愁氏
  第八回 ゲスト:有金為蔵氏
  第九回 ゲスト:目隈蓮太郎選手
  第十回 ゲスト:フルキャスト勢揃い
第三話 競輪酒場「郷愁劇場」
第四話 目隈蓮太郎「蓮太郎が行く」

大外郷愁氏いよいよ始まりました、煩悩対談「菖蒲の部屋」
みなさんご存知の細井菖蒲が煩悩の粋を結集して豊橋競輪おとぼけキャラクター軍団と徹底対談、おたのしみに。
第七回 ゲスト:ひきつづき 大外郷愁氏

「先回に引き続きゲストは前世が競輪選手という大外郷愁氏です。」
「前世じゃなくて元競輪選手なのですが、、、」
「こまかい事にこだわるタイプですね、それで前回の続きですが。」
「先行で勝てなくなって燃え尽きたというわけではないのぢゃ。」
「と言いますと?」
「ある記念の初日、展開のアヤで番手捲りの形になってしまったんぢゃ。」
「突然仙人言葉ですね、ま、それは置いといて番手捲りですね。」
「そうぢゃ、それまで決して勝てなかった横綱選手の捲りにあわせて出たんぢゃ」
「42歳の老いた先行選手の番手捲りと今をときめく花形選手の捲り対決。」
「あんた、キツイ人ぢゃのう。ま、実際その通りなのぢゃが。」
「で、そんな恵まれた状況でも負けてしまったと。」
「それが違うんぢゃ、見事にさばいて捲りきったんぢゃ、一着入線ぢゃった。」
「じゃあ赤旗で失格になっちゃったのね?」
「どこまでも否定的な娘さんぢゃのう。問題なく準決勝戦進出ぢゃ。」
「じゃあ郷愁さんは、このエピソードでいったい何が言いたかったのですか?」
「それぢゃ、そのレースの後、多くの選手仲間に言われたんぢゃ。」
「徹底先行じゃなくちゃ郷愁さんじゃないよって?」
「その通りぢゃ、反面こんなに簡単に横綱に勝てる術があることに驚愕したのぢゃ。」
「その後のレースで戦術を絞りきれなくなってしまったと。」
「そうぢゃ、実際には翌日の準優勝戦、出渋ってインに詰まって終わりぢゃ。」
「それからしばらく、悶々とした日々を過ごした。」
「いや、三日目、優秀戦。もう一度徹底先行と心に決めて勝負したんぢゃ。」
「そして・・・」
「赤板で押えられて、即巻き返すつもりで引いたがライン選手は即切り替えぢゃ。」
「ショックだったでしょうね。」
「23年の選手生活で培った信頼を2レースで失ったんぢゃ。」
「そして・・・」
「そのまま引退して、後進、実は私の息子なのぢゃが、その指導にあたったのぢゃ。」
「徹底先行の選手として?」
「いや、2レースで無くなる信頼などはなから当てにしない選手としてぢゃ。」
「具体的にはどのような選手でしょうか?」
「自力でも決してラインの犠牲にならないだまし逃げや遅めの捲りを狙う選手ぢゃ。」
「その息子さんは今どうしていらっしゃるのですか?」
「競輪選手になったと聞いておる。」
「今は指導されていないのですか?」
「よんどころのない事情で幼稚園の頃に離れ離れぢゃから覚えておらんぢゃろう。」
「そんな頃に指導されていたんですか。」
「三つ子の魂百までぢゃ、見事に捲り一発ねらいの選手になったようぢゃ。」
「そういえば、郷愁さんの名字は『大外』ですよね。良く知ってる捲り選手に・・・」
「ありゃ、もうからこげん時間じゃ、すまんばってん失礼するとです。」
「あぁ、郷愁さん、ちょっと待て、今のは何弁なんですかぁぁっ!」